サラダチキンはプロテインパウダーとほぼ同等の効率だった
2026年8月6日公開
収録している118商品を、100kcalあたりのたんぱく質量で並べた上位6件です。
| 順位 | 商品 | 形態 | 100kcalあたり |
|---|---|---|---|
| 1 | パワープロダクション ホエイプロテイン680 プレーン | パウダー | 24.5g |
| 1 | VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクト プレーン | パウダー | 24.5g |
| 3 | VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクト 抹茶 | パウダー | 23.4g |
| 4 | じぶんプラス ゴロゴロサラダチキン プレーン | 惣菜 | 23.2g |
| 5 | VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクト チョコレート | パウダー | 23.0g |
| 5 | VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクト ストロベリー | パウダー | 23.0g |
上位はWPI(分離乳清たんぱく)のプロテインパウダーが占めますが、その中に4位でサラダチキンが食い込んでいます。専用に設計された精製プロテインと、スーパーで買える鶏むね肉の加工品が、ほとんど差のない位置にいます。
なぜ並ぶのか
成分表を見ると理由は単純でした。
ゴロゴロサラダチキンの1袋80gあたりの内訳は、エネルギー74kcal、たんぱく質17.2g、脂質0.4g、炭水化物0.3gです。
たんぱく質以外がほとんど入っていません。鶏むね肉は元々そういう食材で、そこから皮と脂を落として味付けを最小限にすると、ほぼ純粋なたんぱく質の塊になります。
一方、1位タイのホエイプロテイン680とVALX WPIパーフェクトは、どちらもWPIでたんぱく質含有率95%前後。別々のメーカーが精製の末に到達した上限が24.5gで、素材のままの鶏むね肉が23.2gでそこに迫っているというのがこの表の意味です。
パウダーが有利なのは絶対量
ただし「同じだから代替できる」わけではありません。差が出るのは1食あたりの量です。
| 1食あたりたんぱく質 | エネルギー | |
|---|---|---|
| ホエイプロテイン680(20g) | 17.9g | 73kcal |
| ゴロゴロサラダチキン(80g) | 17.2g | 74kcal |
ここでは偶然ほぼ同じですが、パウダーは溶かす量を増やせば1食40gにできます。たんぱく質は倍になり、カロリーも倍になるだけ。サラダチキンで同じことをするには2袋食べる必要があり、かさばります。
まとまった量を短時間で摂りたい場面ではパウダーが優位で、この差は効率の数値には表れません。
見落としやすい差:塩分
もうひとつ、効率では見えない差があります。
| 1食あたり食塩相当量 | |
|---|---|
| ホエイプロテイン680 | 0.33g |
| ゴロゴロサラダチキン | 1.4g |
| 糖質0サラダチキン 110g | 2.2g |
サラダチキンは味付けされた食品なので、塩分が入ります。糖質0サラダチキン110gの2.2gは収録118件で最多です。日本人の食塩摂取目標量は1日7〜7.5g程度とされているので、1食で3割近くを占めることになります。
たんぱく質効率だけを見て毎食サラダチキンにすると、別の数値が積み上がります。
まとめると
- 素材由来のサラダチキンは、精製プロテインパウダーとほぼ同じ効率に達する
- ただし1食で摂れる量を増やしやすいのはパウダー
- サラダチキンは塩分が乗る。常用するなら合計で見る必要がある
「プロテイン製品でないと効率よく摂れない」というのは、少なくともこのデータでは成り立ちませんでした。